第391話 令和5年度 姫路市総合防災訓練が開催!
皆さん、こんにちは。教育支援室の城尾です。
姫路市総合防災訓練に参加!
10月1日に「令和5年度姫路市総合防災訓練」が開催され、災害支援ナースとして当院から2名の看護師が参加しました。
姫路市では9月1日の防災の日にちなみ、毎年9月から10月の間に防災訓練を開催しています。
今年は①姫路港、②白鷺小中学校、③JR姫路駅周辺、④大手前公園の4か所で同時に開催されました。
災害支援ナースとは、被災した看護職の心身の負担を軽減し支えるよう努力するとともに、
被災者が健康レベルを維持できるように、被災地で適切な医療・看護を提供する役割を担う看護師のことを言います。(日本看護協会HPより)
今回、白鷺小中学校に要援護者支援のために11名(7施設)の災害支援ナースたちが参加しました。
まず地域住民とThe Great Japan Shake Outを一斉に行い、地震発生時に身を守る行動をとります。
その後は災害支援看護師リーダーに注意事項と役割の指示をもらって活動開始です。
避難所(体育館)で日常生活をおくることが難しい方々(要援護者)のトリアージを行います。
要援護者の中から特に早急な対応が必要な方を看護師がトリアージし、対応できる「福祉避難所」に搬送していきます。「福祉避難所」にも災害支援ナースを派遣し、さらに全身観察とアセスメントを行います。
福祉避難所の職員と一緒に環境調整と情報共有をするために、指揮命令機能の確認も行っていきます。
減災対策で重要なこと
災害時には「自助」「共助」「公助」という言葉が、よく新聞にも書かれています。
中でも、自分自身を守るための準備をする「自助」と、地域やコミュニティで支え合う「共助」が災害発生時の減災対策にはとても重要となります。
このような訓練は、普段なら考えられないようなところに新たな発見と気づきがあります。
皆さんも機会があれば、ちょっとのぞきに行ってみてください。
とても刺激を与えてくれるはずです。
災害への取り組み
当院は地域医療支援病院の役割もあり、災害時には看護師派遣依頼を受けることがあります。
院内では9月の防災月に避難所運営ゲーム(HUG)を行いました。
災害は未曾有の災害だからこそ、普段からの意識と備えは必要ですね。
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