第353話 日常のひとこま82「フットケア活動について」
皆さん、こんにちは。三栄会広畑病院看護師長の藤野です。
今回、外来看護師が行っているフットケアについて、ご紹介いたします。
皆さん、足にお悩みございませんか?
「爪が固くて切りづらいなぁ」
「足にタコや魚の目ができて痛いな…」
手や顔は目に見えるため異常があれば直ぐに対応できます。
しかし、足は靴や靴下などで見えないことがほとんどで、気が付いた時には重症化していることも少なくありません。
特に糖尿病患者様は神経・血流障害のために靴擦れや火傷など些細な傷が悪化しやすい状態にあります。
そのような状況をそのまま放置して糖尿病の治療もしないでいると下肢を切断することもあります。(糖尿病足病変)
そんな患者様のために、フットケアという看護技術があります。
看護師が行うフットケアは、足指や足裏のタコや魚の目、巻き込んだ爪や厚くなった爪などの問題を、
専門的な技術と知識を修得した看護師が、足病変の改善・予防するために処置や爪切りなどを行い、快適な日常生活を送れるよう援助することです。
私たちは患者様と一緒に足を見て、触り、患者様自身に自分の足に関心をもっていただくように関わっています。
そして、患者様一人ひとりの状態に合ったケアを提供できるように取り組んでいます。
フットケアは1~3ヶ月に1回、30分(完全予約制)です。しかし、この時間だけで患者様の足を病気から守ることはできません。
清潔なケアや保湿、靴の選び方、履き方など患者様それぞれが日々ケアすることがとても重要です。
私たちは、フットケアを通して患者様の足病変の予防や、早期発見・早期治療だけでなく患者様自身が糖尿病と向き合い自分自身を大切にする姿が見えた時には大きな喜びとやりがいを感じます。
フットケアは小さなケアですが奥の深い分野だと感じています。一緒に看護を楽しみましょう。
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