第239話 日常のひとこま50「新人看護師の教育担当として」
~師長・副師長・主任Nsが 日々あふれている「日常ひとこま」を不定期につぶやき、発信するページです~
みなさん、こんにちは。看護部新人研修を担当しているHCU主任の酒井です。
少しずつ暖かくなって来ましたね。数週間後には新人看護師を迎え入れる季節がやってきました。
私はここ数年にわたり新人看護師の教育担当をしています。毎年4月に新人看護師と約一か月間の集中的な研修を行っています。
新人看護師研修
研修初日は、みんな不安と緊張の顔つきで参加しています。緊張感は大事ですが、有意義な研修をするために自己紹介やグループワークを早期に取り入れ、新人看護師同士の親睦を深めて行きます。これから一年間、一緒に頑張っていく同期の存在はとても大きいものです。
研修で感じる仲間意識や成長
研修ではこんな場面も見られます。点滴注射の練習を行う時、資料などで手技を確認後、モデル人形で何度も練習し、スムーズにできるようになったら、実際にお互いの腕で練習します。
みんな必死です!みんな何回も刺されていても、上手くできない人がいれば、「私の腕で練習していいよ」と自分の腕をさし出します。こうやって研修を進めていくうちに、仲間意識も強くなっていきます。
そんな新人看護師も一年もたてば、点滴注射や他の看護技術も立派に上達します。みんなの成長を感じられた時には、新人看護師教育担当のやりがいを感じます。
以前は、新人看護師や後輩の教育・指導には、「お姉さん」の感覚で関わっていましたが、いつしか自分の子供と同じ世代の新人と関わるようになり、最近は「母」のような感覚になっている自分に気が付きました。
集合研修を終えて
4月の集合研修を終えて、それぞれの部署に送り出す時の気持ちは複雑です。
看護師の仕事は甘いものではありません。これからそれぞれの部署で色々な経験を積んでいきます。まだまだ勉強も山のようにしなければなりません。辛いことも、しんどいことも、悩むことも・・・たくさんあると思われます。「大丈夫かな?」「くじけないかな?」「泣かないかな?」子供が親元を離れていく時のように、心配で心配で仕方ありません。
でも、ここまで来たら新人看護師の力を信じて送り出すしかありません。あとは、各部署の教育担当者や先輩看護師に託して遠くから見守ります。5月以降は毎月1~2回程度の新人看護師研修を行っています。研修の度に、少しずつ一人前の看護師の顔になるのを感じてホッとします。かわいい後輩達が育ってくれるのが本当に心強く、楽しみです。
コロナ禍で大変な時期ですが、思考錯語しながら今年も新人看護師研修を行ってきました。当院の看護部のホームページで2020年度の新人看護師研修の動画を載せています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
↓こちらから↓
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