第512話 ふれあい看護体験~体験で知る看護のやさしさ~
皆さんこんにちは。教育支援室の香山です。
今回、将来看護師になってみようかな?、看護師ってどんな仕事かな?など、看護に興味のある高校生を対象として、看護の体験をしてもらう『ふれあい看護体験』がありました。
気分は看護師♪
朝、病院へ来たら自分の名前がプリントされた当院の白衣に着替えます。ちゃんと名札もあります。白衣に着替えると、もう見た感じはフレッシュな『看護師』です!(^^)!
はじめに『看護師の仕事について』看護本部長の話聞きます。そのあと担当の看護師と一緒にいよいよ現場で看護体験です。車椅子を使った移送体験に、足浴や手浴をしているところなどを見学します。
配膳や食事介助も見学しました。また看護師同士、看護師と多職種、看護師と患者さまとの関わり方を間近で見学できました。自分のバイタルサインを測定してもらい、最後にメッセージを添えたカードをもらいます。
このカードは担当看護師がふれあい看護体験に参加してくれる高校生たちに何かできないかな、とアイデアを出してくれて作成したカードです。
高校生の純粋な感想
最後に感想をみんなで共有します。みんな、しっかり自分の意見や思いをはきはきと発表していました。
『患者さまと看護師のコミュニケーション』『信頼関係』『患者さまの手のぬくもり』『チーム医療』『看護師になる強い決意』などなど、とても高校生とは思えない言葉や感想の数々に「え?人生何回目?」と思ってしまいました。
看護学生と関わるときの感動とはまた違う感動がありました。高校生を前に泣いてはいけない…と思いましたが、自分がコメントするときに感極まり言葉が出ませんでした。
忘れていたもの…
看護師として何年も働いていると、いい意味でも悪い意味でもいろんなことに慣れてしまいます。参加してくれた高校生の純粋に看護体験で感じた気持ちを聞いて、私が忘れていたものを思い出させてもらえた気がしました。
こんな素敵な体験ができる機会があってうらやましい!将来看護師になってもならなくても、このふれあい看護体験で経験したことや、感じた思いが何かの役に立つことを願っています。
最後になりましたが、参加した高校生たちが素晴らしい体験ができたのは、現場で一生懸命働いている看護師の姿や、担当してくれた看護師の関わり、それに準備をしてくださった事務の方々の協力があったからこそだと思います。
ありがとうございました。
ツカザキ病院と
お友達になりませんか?
ツカザキ病院とLINEでお友達になると休診案内やお役立ち情報、市民公開講座開催情報等々、最新情報をお届けいたします。
タップして
ツカザキ病院を
友達追加してください