第476話 Pick Up ナース ~11人目~
Pick Up ナース とは...
部署で活躍している看護師たちの頑張っている姿や良い取り組み、
素敵な一面を ” 輝くナース ” として紹介します。
皆さんこんにちは、ツカザキ病院SCU看護師長の香山です。
今回は、『ひとつ、山を越える』経験ができた4年目看護師のOさんをご紹介します。
SCUのOさん
Oさんは2024年10月に一般病棟からSCUに異動となりました。異動してきた当初は感情を出さずに黙々と仕事をしていて、緊張しているのかな?大丈夫かな?と思って「おはよう」「どう?慣れてきた?」「困ってない?」「帰るね、また明日。」など声をかけていましたが、「はい」「がんばります」のそっけない返答(._.)。
ますます心配になりました。でも、そりゃそうですよね。緊張もします。院内とはいえ、新しい部署ですからと、自分自身にも言い聞かせ、どうか早くSCUに慣れてくれますように…と、陰からそーーーっと、見守っていました。
ある日突然、その日はOさんの夜勤明けにやって来ました。
Oさんは笑いながらスタッフと話していました。かわいい素敵な笑顔で夜勤明けとは思えないくらい眩しかったです。冗談を言いながらみんなで笑って話している姿を見て、私はうれしくなりました。
Oさんに聞いてみました。「初めは一般病棟と違いすぎてやっていけるか不安でした。みんながよく話しかけてきてくれて、1か月くらいたつと仕事の内容も覚えられるので、少し余裕ができて働きやすくなりました。夜勤では落ち着いている時間があればお互いの話をするときがあるので、馴染めたのかな。急変もあるし、重症も多いけど勉強になります。」と話してくれました。
私は、”部署異動を自身のキャリアアップのチャンスと、前向きにとらえることができたね。Oさん、それが『ひとつ、山を越える』経験だよ。”と心の中でOさんに👍しました。
確かに周りのサポートもあったかもしれませんが、疾患や治療について自己学習し、わからないことや経験したことのないことは必ず確認し不安な時は一緒に実施してもらうなど、Oさん自身が努力したことも大きいと思います。
部署異動を経験したからこそわかること。この経験を今後部署異動する後輩にどう伝えるかOさんに聞いてみると、「そうですね、、、1か月がまんする!」でした。(笑)
はにかみながら伝えてくれたOさん、4月からは5年目です。なくてはならない存在です。ぜひ今後も自分の経験をみんなに伝えてくださいね!
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