第473話 主任看護研修の看護研究
皆さん、こんにちは。教育支援室の城尾です。
今年度の主任看護研修は、「看護研究計画書」作成から、倫理審査を受けて研究データを収集し、分析した結果をまとめて発表するまでの【看護研究】がテーマでした。
忙しい業務の中、主任の役割を遂行しながらの研究は、想像以上に大変だったと思います。山あり谷ありで、途中葛藤もあったと思います。
しかし、この経験はきっとこれからの教育指導に役立つものになると信じています。本当にお疲れ様でした。
より良い看護を提供するために…
私がはじめて看護研究に携わったのは、手術室から病棟配属になった日の翌日でした。
いきなり看護師長から、「看護研究メンバーやからね」と言われて、「???」の状態でしたが、脳神経外科病棟でしたので、嚥下摂食機能が落ちている患者様に対して、顔面マッサージや嚥下訓練の計画を立てて実践していきました。患者様の失われた機能を援助できるように何かできないか?とメンバーで朝までテーマを決めたことを思い出します。メンバーで色々話し合える時間が楽しくて、さらに実践した結果が患者様の成果に繋がった時は、患者様とご家族と一緒に拍手喝采で、特にご家族から「みてみて~、これできるで~」と、自慢げに詰所まで見せにきてくれたこともありました。
看護研究は、患者家族に寄与するものです。しんどいなぁ…と思う先に、必ずゴールがあって自分達の看護ケアに返ってきてくれます。
今回研究に取り組んだことが、この先の看護に、患者様に、ご家族に成果がでますように。
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