第447話 化学療法支援を患者さんと共に
みなさん、こんにちは。
ツカザキ病院の外来看護師Iです。
ピンクリボン月間
先日、姫路城がピンク色にライトアップされました。
毎年10月1日から31日までは、乳癌の正しい知識を広め、乳がん早期発見・早期治療の大切さを伝える活動の月間として、世界共通のシンボルマーク【ピンクリボン月間】と呼ばれています。現在、日本人女性の9人に1人が乳がんを発症するといわれています。
▲ 外来化学療法室
当院でも乳腺外来で乳がん検診や治療を行っています。
乳がんの治療には手術、ホルモン療法、化学療法があります。
特に化学療法は、種類や患者さんにもよりますが副作用として吐き気、食欲不振、脱毛が見受けられます。少しでも副作用を軽減できるような支援や方法がありますが、今回は、脱毛に対する外来化学療法室で行っている「頭皮冷却」を紹介します。
化学療法支援 ~頭皮冷却~
▲ 頭皮冷却装置「Paxman」
髪が抜けるということは、男女性別問わずに心理的ダメージがとても大きいです。
「頭皮冷却」とは頭皮を冷やすことで毛根へのダメージを少なくし、脱毛量を軽減させる働きがあると言われています。効果は個人差がありますが脱毛の抑制に繋がり、回復も早いと言われています。
「最近な、髪の毛が生えてきた。良かったわ」と患者さんの言葉を聞くことが私たちも「よかったね!!」と感じる瞬間です。
外来化学療法室は、これからも患者さんと共に頑張る「化学療法支援」を目指していきます。
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