第430話 珠洲市復興ささえ愛プロジェクト
皆さん、こんにちは。救急外来3年目看護師Fです。
今回1月1日に起きた能登半島地震の被災地である、石川県の珠洲市復興ささえ愛プロジェクトに参加させていただきました。このプロジェクトの目的は「被災者の健康を守り、心身のストレス軽減を図り生活再建に向けた住民の自立を支える」ことです。
珠洲市復興ささえ愛プロジェクト
プロジェクトの一つとして被災住民の方が『珠洲復興マルシェAkaAka』という出店を企画されており、私はハーバリウム作りやジェルキャンドル作りの出店のお手伝いをさせていただきました。幼児から高齢の方まで、幅広い年齢層の方々が笑顔で楽しく参加されていました。イベントを主催した方もとても若い方で、ご自身も被災されているのに「珠洲市のみんなが笑顔で過ごせるように」と率先して取り組まれたそうです。
また、企画を支援された災害看護研究所の方々のお話を聞いて、被災された方々が少しでも元気・笑顔になれるようにいろいろな活動をされていている話を聞いて、素敵だなと思いました。
▲ ジェルキャンドル作りの様子 ▲
今できることを
私自身災害の経験がなく、テレビやインターネットで報道される知識程度しかありませんでした。今回実際に現地に赴き、崩れた建物や焼き焦げた自動車などが約5カ月たってその状態のままでした。地割れや渡れない橋もあり、衝撃的なことばかりでした。実際に被災地を訪れ、自分自身の地域で同じような災害が発生したとき「自分は看護師としてなにができるのだろうか」と不安な気持ちになりました。そのため常日頃からいつ起こるかわからない災害に対して考え、自分にできることを少しずつでも取り組まなければいけないと、災害看護への興味を持つきっかけとなりました。
この経験を活かし、シミュレーション学習など当院・当部署での災害対策に力を入れて取り組んでいきたいと思いました。
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