第363話 認定看護師によるフィジカルアセスメント研修
皆さん、こんにちは。
教育支援室の城尾です。
新人看護師たちが入職して2か月を迎えようとしています。
新人たちは学生の時に学んだ知識を、実践を通して患者さまから沢山教授していただいています。
今回は、5月13日に行ったフィジカルアセスメント研修についてです。
今年度からフィジカルアセスメント研修を院内開催で計画し、認定看護師(Certified Nurse : CN)が講師を担当しました。
CNは、特定の看護分野における熟練した看護技術と知識を用いて、あらゆる場で看護を必要とする対象者に、水準の高い看護実践できる看護師のことを言います。
(日本看護協会HPより抜粋)
三栄会には、
「脳卒中リハビリテーション看護」
「救急看護(クリティカルケア)」
「感染管理」
「皮膚・排泄ケア」
「慢性心不全看護」
「手術看護」
「認知症看護」
の7領域のCNが勤務しています。
この度の研修では、
「救急看護」「慢性心不全看護」「手術看護」のCN3名に、呼吸・循環・意識についてお願いしました。
通常のフィジカルアセスメント研修と違い、根拠を示しながら実践に活かせるようにクイズや事例を通して、
患者さまを中心に考えられる内容で進めていきました。
また、当法人には高機能のシミュレーターがあります。
患者さまの想定をシミュレーターにプログラムし、実践に近い状態で患者さま(シミュレーター)から情報を自分の目で取り、学んだ知識を活かしてアセスメントしてもらいました。
さらに、得られた情報をSBARCで報告するという演習も取り入れました。
SBARCは、「報告」「連絡」「相談」を正しく行うためのコミュニケーションツールで、医療の現場ではよく使われるものです。
新人看護師たちは既に、このSBARCの研修を修了しているので、
フィジカルアセスメント研修の終盤でSBARCを使って、自分が得た情報を報告してもらいました。
研修後のアンケートからは、
「とてもわかりやすかった」
「専門の先輩から教えてもらってとても参考になった」
などの意見が多く、開催してよかったと感じています。
新人看護師たちが、学んだ知識と技術を活かして患者さまから【ありがとう】と言ってもらえるよう、
沢山の成功体験につながることを期待しています。
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