第265話 日常のひとこま60「看護師としての役割」
~師長・副師長・主任Nsが 日々あふれている「日常ひとこま」を不定期につぶやき、発信するページです~
皆さん、こんにちは。いつもツカザキ病院の看護部ブログをご覧くださり、ありがとうございます。
今回は、入退院支援センター相談窓口部門 看護師長の芝田が担当します。宜しくお願いします。
“2020東京オリンピック”が開幕されましたね。この開催に至るまで、みなさんも様々な思いがありますよね。
コロナ禍で先の見えない戦いに挑む私たち医療従事者側に、地域の方や全国の皆さんからたくさんのエールを頂きました。ぜひ今度は、看護師を目指す方や私たちから感謝の気持ちを忘れずに、テレビに映る選手の皆さんにエールを送りたいですね。
受付患者相談窓口の看護師としての役割
さて、私が担当しています受付相談窓口では、患者様・ご家族様から、「今日ワクチンを受けられるの?」など、ワクチンに関する多くの不安な声が聞かれます。
私はその訴えに耳を傾け、少しでも早くワクチン接種が受けられるように声掛けしています。「粘り強く電話をかけるよう励ますこと」「パソコンで申し込みをできる人にお願いする」などのアドバイスを行っています。
また、私が大切にしていることは、どんな小さなことでも患者様・ご家族様の目線で考えお答えすることです。
当院は救急病院です。平日は大勢の患者様・ご家族様がご来院されます。
中には、患者様が思っている以上に状態の悪い方がおられます。長年の看護経験を活かし、「何か変」と感じた時は、迷わずバイタルサインをとり患者様に必ず触れ、脈拍や呼吸を1分間実測し観察します。この習慣は、新人看護師時代に配属された小児科病棟で培ったものです。
同時に救急科の医師から「必ず患者に触れることが大切だ」この言葉を改めて聞き、今でも実践で大事にしている観察ポイントです。
受付でトリアージした重症度の高い患者様は、外来看護師と連携し救急外来へ搬送します。中には、緊急カテーテル検査後にHigh Care Unit(HCU)やStroke Care Unit(SCU)へ、緊急入院になる場合があります。
時には、ご家族様が慌てて受付に飛び込んで来られる方もいました。「病院に連れて行くように言われ、運転中に話しかけると急にしゃべらなくなった。」・・・と。直ちに救急外来看護師と連携し、血圧計など持参して駐車場に向かうと呼吸停止といった場面にも何度か遭遇したこともあります。
そんな、慌ただしい日々の中でのことです。先日、ワクチン接種にご来院されたご家族様から「受付で父を助けてくれた看護師さんですよね。一生忘れません。ありがとうございました。」と声をかけられました。
また、「親子共々命を助けられて、ありがとうございます。」など、患者様・ご家族様から温かい言葉を頂戴し、看護師冥利に尽きます。
私は、初心を忘れずに真摯な態度で、患者様・ご家族様の安心・安全に繋げられる受付相談窓口の看護師として役割を果たしていきます。
一日も早くコロナが収束し、みなさんが平穏な日々にもどることを願っております。
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