第258話 日常のひとこま57「手術室と教育」

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第258話 日常のひとこま57「手術室と教育」

~師長・副師長・主任Nsが 日々あふれている「日常ひとこま」を不定期につぶやき、発信するページです~

蒸し暑く寝つきの悪い季節となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか?ブログを担当します手術室の柳澤です。

6月も後半になり、出勤時の新人看護師たちから緊張の色が消え、自分たちから先輩看護師に声をかけている姿を見て、自分自身が転職してきたときのことを思い出しました。今回は、この7年で大きく変わった手術室と教育について紹介したいと思います。

 

手術室と教育

7年前、新卒で手術室に配属される看護師は少なく、29歳で転職してきた私でも周りは年上の先輩看護師ばかりでした。
当時は、担当する手術がチームで分けられており、私は希望で脳外科チームに入りました。前医で経験のあった消化器外科手術・整形外科手術・必須である眼科手術と脳外科手術を担当する毎日でした。

チーム制のメリットは、知識・技術の取得だけでなく医師の意向や癖も把握でき、まさに阿吽の呼吸で手術を進められることです。しかし、夜間・休日を問わず緊急手術を行う当院では、担当できる看護師が待機にいない場合、待機ではない看護師を呼び出す必要がありました。

 

新しい取り組み

病床数の増加や病院機能の拡大により、チーム制を維持することは難しく、翌年からは、「誰もがどんな手術でも担当できる部署にしよう!!」と取り組み始めました。
私も教育チームに仲間入りし、まずは新人看護師の教育スケジュールを試行錯誤。はじめは新人看護師1名からの受け入れで、現在では毎年4名の新人看護師を受け入れるようになりました。4年前にやっと手術室新人看護師の1年間教育スケジュールと目標を確定しました。
その後、2年目以降の看護師の教育スケジュールを考え、現在は「5年で自立!!」を目標に、みんなで取り組んでいます。

気が付けば、年上の先輩看護師よりも年下の看護師が増え、自分ひとりで手術を担当することはほとんどなくなり、後輩育成の毎日です。手術看護の標準化を常に目指し、若手看護師が「ここで育ってよかった」と思ってもらえる手術室にしたいと思います。
また、「ステキな先輩看護師に出会えてよかった」と思ってもらえるような自分でいたいと思います。

 

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