第68話 「SCU夜勤専従から見た夜間の病棟」

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第68話 「SCU夜勤専従から見た夜間の病棟」

みなさん こんばんは。
ブログでこんばんはという挨拶もおかしいですが、今回は夜勤専従の目から見た夜間の病棟をご紹介します。
 
普通病棟には病室とナースステーションがらあり、もちろん看護師はナースステーションでパソコン作業等をしています。
夜間も然り。昼夜問わず蛍光灯の下で仕事をするものです。
しかし、ここSCUでは脳卒中集中治療室ということもあり病棟とナースステーションの区切りがありません。
消灯、点灯は患者さんと同じ。夜間は消灯し患者さん達にゆっくりと休んでいただくために看護師は静かに作業を行っています。
最初は慣れず、パソコンのキーボードも目を凝らして打っていたものです。
今は夜間用パソコンライトも購入していただきパソコン作業もずいぶんはかどるようになりました。
光に関してはなんとかしのぐことが出来ますが、難しいのが音のコントロールです。
ワンフロアなので全ての音が筒抜けです。
なので患者さんから苦情を受けることもしばしば。
心電図モニターのアラームやナースコールには敏感に反応し、素早く対処。看護師同士の会話もヒソヒソと。
 
朝になり「なんかうるさかったなぁ」「よう救急車来てたなぁ」と言われると申し訳ありませんと頭を下げます。
救急車と言われるのはアラームの音が救急車のサイレンと似ており勘違いされる事があるからです。
もちろん救急車のサイレンも聞こえますが敷地内へ入るとサイレンは消して入って来ますもんね。
 
一般病棟の昼間勤務ではさほど気にしなかった光と音の問題。
夜勤専従となり音に敏感になったような気がします。
患者さんにとっては入院という特別な状況。
しかも、集中治療室という特殊な環境。
そんな中で少しでも安楽に過ごしていただけるよう環境を整えるのも看護師の仕事のひとつです。
朝になり患者さんから「よう寝れたわ」と言われるとホッとします。
その言葉を思い出しながら朝日を浴びて帰宅します。
お疲れ様でした。
 
SCU   M.M
 

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