第380話 看護部長のつぶやき85「第152回 ICLS西はりまinツカザキ病院コース 開催!」
皆さま、こんにちは。看護部 河本智美です。
先日、ツカザキ病院にて「第152回 ICLS西はりまinツカザキ病院コース」が開催されました。
ICLSとは
「ICLS」とは「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字を取った略語です。医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。
緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。
講義はほとんど行わず、実技実習を中心としたコースです。受講者は少人数のグループに分かれて実際に即したシミュレーション実習を繰り返し、約1日をかけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけます。
(日本救急医学会のホームページより抜粋:https://www.icls-web.com/about/icls_about.html)
シミュレーション実習開始!
西播磨地域の病院や消防局の医師、看護師、救急救命士のインストラクターのご協力のもと、コースが成り立ちます。受講生も当法人のみならず、西播磨地区の研修医や看護師、救急救命士がコースを受講されました。
皆さん緊張した顔つきで始まりましたが、次第に打ち解け、最後は「チーム」として患者を救うシナリオを完成させました。丸一日のコースですので通常の業務とは違い、体力も頭も使いクタクタになったと思いますが、どこか清々しく晴れ晴れとした表情で修了式を終えられていました。
私も以前、このICLSコースのインストラクターに没頭していた時期がありました。大先輩の看護師さんや救急救命士さんに連れられ、西・東播磨地域はもとより豊岡や岡山、大阪、阪神間など土・日の休みには参加し、一年に30コース以上の実績証がたまることもありました。医師はじめ様々な職種の方々と顔なじみになり、コース後の打ち上げの焼き肉も楽しい思い出です。(笑)
今回、その頃の知ったお顔もちらほらとお見受けし、昔の楽しい思い出も浮かんでくると同時に継続されていることの素晴らしさに感激していました。私はもう認定インストラクターの資格もなくなってしまいましたが、陰ながらサポートしていければと思います。
このような取り組みが、西播磨地域の救急医療の向上の一助になればと思います。
インストラクターの皆さま、この度はご協力いただきありがとうございました。
また、来年もツカザキ病院でお会いしましょう。よろしくお願い致します。(*^▽^*)
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