拝啓
厳寒の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より、格別のご高配ならびに多大なるご指導、ご厚情を賜り、誠にありがとうございます。
ツカザキ病院初期臨床研修医の坂本でございます。
さて、誠に私事ではございますが、本稿をもちまして当ブログにおける私の執筆担当を終了させていただくとともに、令和七年三月をもちましてツカザキ病院を離任する運びとなりましたので、ここに謹んでご報告申し上げます。
在職中を顧みますと、臨床医としての基礎を築く極めて重要な時期を、ツカザキ病院という恵まれた環境において過ごさせていただきましたことは、私にとりましてこの上ない光栄であり、同時に深い感謝の念を禁じ得ません。
日常診療の一つひとつ、カンファレンスや指導の場面、また業務の合間に頂いたお言葉に至るまで、そのすべてが現在の私を支える礎となっておりますことを、改めて痛感しております。
また、決して順調な日々のみではなく、至らぬ点ゆえにご迷惑をおかけしたことや、厳しいご指導を頂戴した場面も多々ございました。
しかしながら、それらすべては私を一人の医師として育てようとする温かいご配慮の表れであったと、今では深く理解し、感謝の念をもって受け止めております。
こうした経験のすべてをツカザキ病院にて積ませていただけましたことに対し、重ねて、そして心から感謝申し上げます。
ツカザキ病院におきましては、医師の先生方をはじめ、看護師を含むコメディカルの皆様、ならびに事務部門の皆様に至るまで、職種の別なく多大なるご支援と温情を賜りました。
日々の業務が滞りなく遂行できましたのも、ひとえに皆様のお力添えの賜物であり、そのご厚情に対しましては、感謝してもし尽くせない思いでございます。
この場をお借りし、改めて衷心より御礼申し上げます。
なお、残された在職期間は僅か三か月ではございますが、これまでに賜りました数々のご恩に少しでも報いるべく、感謝の念を常に胸に刻み、最後の一日まで誠心誠意、職務に精励する所存でございます。
結びに、本稿をご高覧賜りましたすべての皆様に、重ねて、重ねて深甚なる感謝の意を表しますとともに、ツカザキ病院の今後ますますのご発展ならびに、皆様方のご健勝、ご多幸を心より祈念申し上げます。
敬具